【磐田市】 掛塚まつり 本祭 (令和5年版)

Поделиться
HTML-код
  • Опубликовано: 18 сен 2024
  • 静岡県磐田市の南西部、掛塚の「掛塚まつり(貴船神社例大祭)」です。
    天竜川河口に位置する掛塚は天竜川舟運の終点として、また大坂と江戸を結ぶ廻船の中継地として大きく栄えた時代がありました。鎮守の貴船神社は治水と航海安全の神様として崇められ、御仮宮(御仮屋・御旅所)の大幟に「当湊 船長中」とあるのはその名残りですが、ほかにも神社に帆船模型(明治期に活躍した西洋帆船)が奉納されていたり、御輿列には御船(おふね:和船の御座船「明神丸」、宝暦11年(1761)奉納)や「廻船長久」「渡海安全」「順風自在」の幟が進むなど船舶・廻船業と深い関わりがみられる祭礼です。(一般の方が直接見ることはできませんが、神輿の中には船(フタナリ船と呼ばれる大型和船を模したもの)が納められている)
    冒頭の猿田彦(天狗)は地元で「たけんま」と呼ばれ、「バレン」と呼ばれている竹を使い辻と街路を清め進む役割を担っています。映像前半に(工業団地に向けて)一方向だけ清めるシーンがありますが、そこはかつて集落の外れで天竜川流路(東派川)があったことをもの語ります。「バレン」は貴船神社縁起に関わる神聖な竹であり、昔の神幸列では「たけんま」とともに神輿のすぐ前に連なっていましたが、巡行時間の短縮化を図るために平成以降は先頭を進むようになりました。また昭和30年(1955)の掛塚橋(現行)と国道150号の整備以降、供奉する山車は神社まで戻らず、参道南側で解散することが大半となっています。これも国道横断の手間と巡行時間の短縮化(22時までに制限)が大きな原因です。山車が神輿に連なって神社に戻る本来の形式のものは昭和30年に途絶えて以来、平成23年(2011)に58年ぶりに復活しているのですが、その後も断続的となっており、今回も参道南側での解散となっています。
    たけんま(竹馬) 0:22
    神輿渡御  11:26
    宮出し 21:24
    御仮宮(御仮屋・御旅所) 41:23
    夜支度 1:08:58
    手打式 1:16:04
    ※撮影後半で機材トラブル(三脚部品脱落)が発生しています。

Комментарии • 8